10月20日、ラボのメンバーで富士吉田に行ってきました。
この日は事前に機屋さんと電話で打ち合わせさせてもらった、キュプラの経糸に対して、ひと企画入れていただくことになっていました。あいにくの雨でしたが(富士吉田寒い)、やっぱり生地企画はワクワクしますね。
午前中は商談室で190cmのボーダーの柄(ピッチ・リピート)を決めました。ラボメンバーのスズキイッセイ氏が主導してくれました。
決めた柄に対して糸本数を計算している様子です。
緯糸は機屋さんが持っていたウールの48番で、綾組織で織ってもらいました。
“お昼をまたぎ、機屋さんに進行していただき、夕方頃、生機が完成したので取りに行きました”
こんな風に書くと「生地ってとてもスピーディーに簡単に織り上がる?」と誤解してしまう方がいるかもですが、それは誤解です。
今回、ラボコースでは機屋さんが準備されていた経糸をほんの2m使わせてもらっただけなので、そこまでの準備工程をまるっとスキップできたわけです。”経糸共通”の企画には制限がありますが、工夫をすることでこんな形での生地の企画ができるわけです。
生機の生地の写真です。
生機とは?
経糸共通の詳細は?
と疑問に思った方は、産地の学校のブログをさかのぼっていただけるととても嬉しいです!
宮浦