オンラインプログラム2期の開講のお知らせ

新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年12月に新設したオンライン完結型のプログラムです。これまで教室授業で行ってきた、原料から糸・織り・編み・染色・加工までのテキスタイルに関する体系的な学びを、収録映像とライブ講義でインプットしていただく内容です。

オンラインの利点として地域(環境)に縛られることがなくなったので、是非この機会に各地からプログラムにご参加ください。

【オンラインプログラム / インプット】
1講 オリエンテーション
2講 産地概論
3講 織物基礎・天然繊維
4講 テキスタイル研究所での学び
5講 織物応用・化学繊維
6講 横編み
7講 丸編み
8講 テキスタイル開発・仕入れについて
9講 後加工・染色工場見学
10講 産地概論応用 / 産地事業論・総括

工場で収録させていただいた製造映像はそれぞれの配信動画の中に入っています。

2021 10/23の1講、2022 2/5の10講はZoomを使ってのライブ講義です。
2講から9講までは収録動画を1週間ずつ配信させていただきますので
お好きなお時間帯にインプット・復習していただきます。

また疑問点はLINEのチャットにて、常時質問できる環境を整えます。
オンラインである弱点をできるだけ潰して、オンラインである利点を活かしていければと考えました。

【オンラインプログラム / 質疑・交流の回】
①2021  12/4(土)10:00-12:00
②2022  1/8 (土) 10:00-12:00
③2022  1/29(土)10:00-12:00

上記3回の質疑・交流は、Zoomを使って講師の先生も交えて行います。
ご出席必須ではありませんが、できるだけご参加ください。

受講料: 80,000円(税込)/ 学生 50,000円(税込)

受講申し込みは こちら  のフォームから受け付け中です。締め切りは10/6を予定しています。エントリーいただいた方へ事務局よりメールにてご連絡を差し上げます。

ご質問はお気軽にお問い合わせよりメール をいいただければと思います。

動画でのプログラム説明はこちら

 

○あとがき

2017年に開校した「産地の学校」は、講師の先生に各産地から東京の教室に来ていただくか、受講生の皆さまが産地の工場に集まるか、どちらも密を避けられない講義環境でした。また、1日の講義は3時間以上にもなる熱血講義の連続がプログラムの魅力のひとつでした。

新型コロナウイルスの影響の危機にさらされてから1年以上が経ちましたが
「産地の学校」としては、東京校も産地校も産地バスツアーも、当面はこれまで通りの開催ができないと判断しました。

オンラインプログラムは、確かに直接お会いできない寂しさはありますが、第1期を振り返ってみると、海外からの受講生も含めて全国各地から受講生が集まってくださって、時間と場所に縛られることのないプログラムにオンラインの利点が強くあることがわかりました。教室講義、オンラインのそれぞれの利点がよくわかりました。

コロナ禍でも関わらず、動画収録にご協力いただいた工場の皆さまのおかげで、非常に贅沢な学習動画を作ることもできました。このような距離で機械の動きを学べるのも、オンラインならではです。

「産地の学校」としては変わらず、「アカデミックよりストリート」というスローガンのもと、繊維産地やテキスタイルについてのリアルな学びを通して、繊維産業で働くことの魅力や、日本の繊維産業やテキスタイルの可能性を一緒に考えていきたいと思っています。

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